岩櫃城址

山頂まで隆起した岩肌が特徴の岩櫃山、この山にはかつて真田幸隆真田昌幸が城主をつとめた岩櫃城がありました。沼田城が真田氏に攻略したのち、その支城として扱われたそうです。時期および築城者に諸説あり、1405年(応永12年)に斎藤憲行が築いた説や真田氏による築城だとする説もあります。織田信長による甲州征伐の際、昌幸は武田勝頼に新府城からこの城に逃るよう勧めたものの、勝頼が小山田信茂の岩殿城へ逃げることを選んだため武田氏は滅亡した言われます。その後、真田氏は豊臣秀吉徳川家康に従属して大名として生き延び、岩櫃城も存続しましたが、残念な事にその後幕府よる一国一城令により廃城となりました。

:攻城団ブログより引用https://kojodan.jp/castle/409/